開発論(Development Studies)

今から思えば、開発論とは、かつて植民地支配を受けた地域をめぐる社会理論のこと。この理論をめぐって巨額のお金が動いて、多くの人々の生活が左右されてしまうので、とても大切で責任重大だと思っています。これまでの論文などを載せています

♬コロナ・パンデミック後の地球防衛戦争―SDGsか、宇宙開発か?

…2015年の国連総会で決めた持続可能な開発目標(SDGs)は、人類をあげての地球防衛戦争の始まりだけど、うまくいってない。そこにコロナ・パンデミックがやってきて、国連も世界の人々も力を合わせて、と思いきや、地球がだめなら宇宙があるさ、という動きが出てきて大混乱。UNDPと世界銀行の中からグローバル・ベーシック・インカムへの動きも現れ、私たちはいま、地球と人類の未来の岐路に立っているかも、という話。2020年8月に脱稿。

飢餓と貧困を放置する人類史の流れをどう変えるか? 原稿  (2015)
…世界の飢餓と貧困の根絶に取り組んできた3人の著作家(サックス、ザックス、スーザン・ジョージ)の議論の検討。グローバル・ベーシック・インカムのところに収録。
書評 山崎圭一『進化する政治経済学:途上国経済研究ノート』2013年
代替開発戦略論覚書:D・コーテンにおける階級、ジェンダー、ネイション、エコロジー、公共圏(上) (下)
コートジボワールにおける資本主義の発展をめぐる論争―<資本の国際化>論者の<従属論>批判を中心として―
サミール・アミンのエジプト資本主義分析について―<新従属論>の出発点―